Nippon Expressホールディングス(NXHD)はこのほど、グループのNXアメリカが電気自動車(EV)トラックを初導入し、5月末からテキサス州San Antonio営業所で稼働開始したと発表した。
NXHDは、「気候変動への取り組みの一環として走行中にCO2や汚染物質を排出しないEVトラック導入を進めている」とし、「自社事業のCO2排出量削減に努めるとともに、顧客のCO2排出量削減に貢献する商品やサービスを開発・提供することで地球環境の保全と事業成長の両面に貢献することを目指す」としている。
米国では2030年までに新車販売の50%をEVなどのゼロエミッション車とする目標が設定されており、とくにカリフォルニア州では、トラック、バスなどすべての中型・大型車両について45年までにゼロエミッション車とする目標を掲げている。
NXアメリカは、今回のSan Antonio営業所でのEVトラック導入に続き、今年度中にLos Angeles(カリフォルニア州)やChicago(イリノイ州)、Raleigh(ノースカロライナ州)などの拠点で合計14台の導入を計画している。導入初年度は自社事業におけるCO2排出量を従来と比較して年間約11%削減することを見込んでいる。
また、燃料燃焼などによるCO2排出量削減(スコープ1および2)が難しい顧客に対しては、EVトラックによる運行スケジュールを独自に設定し、削減可能なCO2排出量を数値化することで物流活動におけるCO2排出量(スコープ3)の削減をサポートするとしている。