佐川急便とJR貨物は、両社の経営資源を相互に有効活用する基本合意書を7月5日に締結したと、このほど発表した。
佐川急便はこれまで、「物流のトータルソリューションを提供する中で、業界に先駆けた環境対応車の導入や、特急コンテナ電車およびフェリーによるモーダルシフトなどを通じて、環境負荷の低減および安定かつ強靭な配送網の維持に努め、持続可能な物流の実現を目指してきた」と説明。
一方JR貨物は、「多様な輸送モードの中で環境負荷がもっとも少ない貨物鉄道を基軸とした総合物流企業グループとして、物流生産性の向上/安全・安心な物流サービス/グリーン社会の実現/地域の活性化、の4つの価値を社会に提供してきた」としている。
その上で両社は今回、「相互にもつ経営資源を有効活用することで、顧客の利便性向上や物流の課題解決、収益性の向上、物流インフラの強靭化を図るとともに、健全で持続可能な脱炭素社会の実現と社会の課題解決に貢献する」ことを目指していくもの。
具体的な協力内容は、(1)「飛脚JR貨物コンテナ便」のさらなる伸長にむけたキャンペーンの展開、共同提案営業によるモーダルコンビネーションの推進/(2)31フィートコンテナ利用拡大に寄与するコンテナ回送区間でのサービス実装化に向けた共同営業/(3)鉄道側の輸送障害時におけるトラック・船舶との連携による対応力強化/(4)脱炭素にむけた物流企業側の取り組みに関するメディアおよび一般消費者への訴求、としている。