商船三井(MOL)はこのほど、英国ベンチャー企業Carnotへの出資を決定したと発表した。
Carnotは、耐熱性の高い素材でエンジンを製造することにより、冷却過程でのエネルギー損失を省き、熱効率を高め燃費を高める技術を開発中のベンチャー。
通常、鉄・アルミ製のエンジンは、エンジンが過熱するとパフォーマンスが低下する上、故障リスクが高まるため、温度が上がり過ぎないように常時冷却する必要があり、そのため燃焼エネルギーの3割程度が冷却用に消費されている。
Carnotが開発中のエンジンは、実現すれば従来のものと比べて2〜4割の燃費向上が期待できるとされる。
MOLでは今回のCarnotへの出資を通じて、「今後、同技術の実証実験結果・実現可能性を踏まえて、MOL運航船舶への活用も検討する」としている。