名古屋港管理組合はこのほど、「名古屋港における水素燃料電池換装型荷役機械等の導入促進事業補助金」を創設、公募を開始した。
名古屋港では、「名古屋港港湾脱炭素化推進計画」を2024年3月に策定し、CNP(カーボンニュートラルポート)形成を推進してきている。
今回この一環として、水素燃料電池に換装可能な荷役機械などの導入を補助金により促進、名古屋港の脱炭素化や国際競争力の強化を図るもの。
補助対象事業は、名古屋港で使用する(1)水素燃料電池への換装が可能/(2)水素エネルギーで稼働するRTG(タイヤ式門型クレーン)を導入する事業。
RTG1基当たりの補助金額は、従来機(水素燃料電池への換装が可能なもの、または水素エネルギーで稼働するもの以外のRTG)との差額の3分の1。
なお、この差額から今回補助金以外の国、県や区市町村などから交付された補助金等を差し引いた金額として、1000万円を上限に支給する。公募期間は2025年2月28日まで。