MaerskとMSCで構成する2Mは8月上旬から、アジア〜欧州航路の一部を改編した。Maerskがこのほど発表した。
港湾混雑とスケジュールの遅延に伴い、一部寄港地を変更するもの。欧州側ではAE6(MSCのサービス呼称:Lion、以下同)でダブル寄港しているAntwerpをシングル寄港とするほか、AE6(Lion)とAE55(Griffin)で寄港しているRotterdamをAE55に統合する。
また、AE7(Condor)とAE55(Griffin)で寄港しているLe HavreをAE6(Lion)に移行する。
アジア側ではAE55(Griffin)で寄港しているColomboとSingaporeを休止し、新たに塩田と香港を追加する。
改編する3ループの寄港ローテーションおよび開始船は以下のとおり。
■AE6/Lion:寧波/上海/塩田〜Tanjung Pelepas〜Sines〜Le Havre/Antwerp/
Felixstowe〜Algeciras〜Singapore〜Laem Chabang〜寧波
開始船:MSC Michel Cappellini
■AE7/Condor:寧波/上海/南沙/塩田〜Tanjung Pelepas〜Colombo〜
Tanger〜Felixstowe/Hamburg/Antwerp/London Gateway〜
Tanger〜Abu Dhabi/Jebel Ali〜寧波
開始船:Maersk Horsburgh
■AE55/Griffin:上海/寧波/厦門/塩田〜Tanjung Pelepas〜Felixstowe/
Rotterdam〜Tanger〜香港/上海
開始船:MSC Vandya