商船三井(MOL)はこのほど、ブラジル資源大手Valeとの鉄鉱石輸送契約に従事している同社の20万トン級(ケープサイズ)バルカーCamellia Dreamへ、フィンランドのクリーンテクノロジー企業Norsepower製の風力推進補助装置「ローターセイル」を2基、搭載した(写真)と発表した。
MOLによると、ケープサイズバルカーへのローターセイル搭載は今回が世界初となる。
同社は、「ローターセイルと航海最適化システムを併用することで、1航海の平均で約6〜10%の燃料消費量およびGHG排出量の削減が見込まれており、環境負荷低減が期待できる」としている。
