日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2024年7月往航と5月復航の速報値を発表した。
7月往航は前年同月比19.1%増の197.9万TEUで10ヵ月連続のプラスとなった。7月単月で過去最高の荷動き量を記録した。
7月往航のアジアの積み地は、トップの中国(20.9%増)をはじめ、2位以下のベトナム(29.7%増)、韓国(15.1%増)、インド(8.8%増)、タイ(16.5%増)、台湾(16.3%増)、日本(14.2%増)と、上位の積み地が大幅なプラスとなった。また、品目別では上位20品目すべてが前年同月比プラスとなっている。
一方、5月の復航は前年同月比1.0%増の50.9万TEUで2ヵ月連続のプラス。アジアの主要な揚げ地は、中国(7.5%増)や台湾(45.6%増)、マレーシア(6.3%増)が伸びたものの、韓国(7.8%減)、日本(6.0%減)、インド(21.6%減)などが減少した。
