Maerskは8月21日、サウジアラビアのJeddah港にロジスティクスパーク(写真)を開設したと発表した。
同施設は面積22.5万m2で同社の中東における最大規模の施設となる。海上輸送と陸上・航空輸送間のマルチモーダル接続が可能で、倉庫内は温度管理施設と保税機能を備えているほか、B2Bのeコマース要件に対応した倉庫ソリューションも兼ね備える。
同倉庫には食品、ライフスタイル関連、自動車、石油化学、電子機器、医薬品など、幅広い業界・業種の貨物を取り扱える設備があり、ファーストマイルからラストマイルまでの配送に対応した設計となっている。
また、屋上の6.4万m2以上の範囲に3.2万枚のソーラーパネルを設置しており、施設内の電力を最大70%賄うことが可能。倉庫内には電動の物流機器や電気トラックを使用することで、Maerskのネットゼロ目標に対応した施設として機能している。
