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Maerskが米テキサス州に新施設
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Maerskが米テキサス州に新施設

 Maerskはこのほど、米テキサス州El Pasoに40万m2の新施設を開設したと発表した。米国とメキシコの国境付近における物流サービス需要の高まりに対応するもの。

 新施設は国際貿易の移動を安全かつ円滑にするための税関国境警備局(CBP)の自主貿易パートナーシップ・プログラムであるテロ対策税関貿易パートナーシップ(C-TPAT)に準拠しており、品質管理システムの国際標準ISO 9001:2015認証を取得している。

 新倉庫は、自動車、ヘルスケア、小売り、テクノロジーなど、さまざまな業界の顧客貨物を対象としており、貨物の仕分け、保管、クロスドッキング、在庫管理、注文処理のほか、リバースロジスティクス、キット作成、ベンダー管理などを行う。海上コンテナと越境トラック輸送に加えて、航空混載貨物にも対応する。

 倉庫内には73ヵ所のドックドア、大型貨物用の2つのランプ、116ヵ所のトラックヤードスペースを備えており、貨物の効率的な搬出入が可能。Maerskの陸上貨物ネットワークを使用した北米全域での貨物の配送に対応した設計となっている。

 また、同施設は保税倉庫として機能し、8万m2の外国貿易地域(FTZ)が併設されているほか、顧客は施設内のオフィス・スペースを借りることもできる。

Last Updated : 2024/09/13