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ONE/HMM/YMが新アライアンス;欧州ではMSCと9ループで提携へ
 (9/13) MSCが25年2月からの新Sv.体制、東西航路で34ループを運航へ
 (9/13) Maersk/Hapagの“Gemini” 57〜59ループ、最大340隻投入へ

ONE/HMM/YMが新アライアンス;欧州ではMSCと9ループで提携へ

 THE Alliance(TA)メンバーのOcean Network Express(ONE)、韓国船社HMM、台湾船社Yang Ming Transoprt(YM)の3社は9月8日、新たなコンテナ船社アライアンス「Premier Alliance」の発足を発表するとともに、2025年2月からの東西航路におけるサービス体制を公表した。

 TAに加盟している独Hapag-Lloydが25年1月末にTAを離脱し、Maerskと新たなアライアンスGemini Cooperationを開始することから、今後のTAの動向が注目されていたが、3社として新アライアンスを形成するに至った。Premier Allianceの協調契約期間は5年間となる。

 TAはことし3月に太平洋航路のサービス体制をすでに公表しているが、今回発表されたループ数は、アジア〜北欧州:7/アジア〜地中海:5/アジア〜北米西岸:11/アジア〜北米東岸:5/アジア〜中東・紅海:5で、大西洋航路は後日発表するとしている。

 またPremier Allianceはアジア〜欧州航路について、9サービスを対象にMSCとの間でスロット交換を実施すると発表、MSCとの提携によりHapag離脱の影響をカバーする。現段階でMSCとのスロット交換によるサービスは未発表。Premier Allianceの主要航路の寄港ローテーションは下表のとおり。

Last Updated : 2024/09/13