CEVA Logisticsはこのほど、同社として初めてアフリカでブロックトレーン(貨物専用鉄道)の運行を実施したと発表した。
モザンビークのCornelder港からジンバブエの首都Harareまでのおよそ549kmに渡って、両国関係当局および鉄道会社らの協力のもと、10以上の顧客企業の貨物を30基超のコンテナで輸送したとしている。
CEVAによると、アフリカでは貨物輸送の80%がトラック輸送されている一方で、同国の陸送にはトラック過積載や交通渋滞・事故の増加、また道路インフラの早期劣化や環境汚染など様々な問題が生じている。
同社では、「これら課題のソリューションとして今回、ブロックトレーン輸送を提供した。アフリカ地域の急速な経済成長に適した効率的かつ持続可能なグローバルサプライチェーン構築には、鉄道利用の拡大が不可欠となり、需要は拡大するとみている」として、今後もアフリカでの鉄道輸送サービスを拡大する方針を示した。