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CMAがブラジルの港湾運営会社Santos Brasilの株式48%取得へ
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CMAがブラジルの港湾運営会社Santos Brasilの株式48%取得へ

 CMA CGMは9月23日、ブラジルの資産運用会社Opportunityが管理するファンドと、マルチターミナル・オペレーターSantos Brasil Participacoes SA(以下、Santos Brasil)の株式48%を取得する契約を締結したと発表した。

 Santos Brasilの買収は、ターミナル事業を発展させるCMAグループ戦略の一環で、欧州、アジア、北米、カリブ海を結ぶシームレスなネットワークを提供するうえで、ブラジルがグループの重要な役割を担うとしている。

 Santos Brasilは、ブラジルの貨物量の40%を取り扱うSantos港をはじめ、Imbituba港、Vila do Conde港、Itaqui港、Sao Paulo港などで、3つのコンテナターミナル(CT)、1つの完成車ターミナル、1つの液体バルク ターミナル、3つの物流施設などを運営・管理している。

 このうち、南米最大級のTecon Santosターミナルについては、港湾当局と2047年までの長期コンセッション契約を結んでいる。同ターミナルは最大1万4000TEU型のコンテナ船に対応可能な3つのバースを備え、年間250万TEUの取扱能力を持つ。

 CMAは今後数ヵ月以内に、残りの株式の公開買い付けを開始する計画としている。

Last Updated : 2024/09/27