CMA CGMグループのアジア域内船社CNC Line(正利航業)はこのほど、フィリピンに現地法人CMA CGM Philippines Shippingを設立したと発表した。
同国では22年4月の公共サービス法改正により、海運を含む公益事業における外資企業の出資制限が撤廃され、外国船社が同国における内航サービスに参入できるようになった。
これに伴いCNCは100%出資の現地法人を設立し、外資企業としてフィリピンで初となる内航サービスを提供する。
新たに開始する内航サービスLuzon Visayas Mindanao Express(LVMX)は、フィリピン籍のコンテナ船CNC Pilipinas(1037TEU)により、Manila〜Cagayan de Oro〜Cebu〜Manilaのルートで運航される。Manila経由でCMAのグローバルネットワークに接続が可能となる。