米国東海岸、メキシコ湾岸などの港湾労働者約8万5000人を代表する国際港湾労働者協会(ILA)と、同地域の36港のターミナル運営者を代表する米国海洋連合(USMX)は現地時間10月3日、労使交渉の争点のひとつとなっていた賃金に関して暫定的合意に達したと発表した。
マスター契約を2025年1月15 日まで延長し、双方が交渉のテーブルに戻り、ターミナルの自動化などその他のすべての未解決問題を交渉することで合意したもの。
両者は共同声明で「現在のすべての争議行為を直ちに停止し、基本協約でカバーされる全作業を再開する」とした。
これにより、米東海岸やメキシコ湾岸の港湾で10月1日から始まった港湾労働者によるストライキは終結する。