国土交通省関東地方整備局は、10月16日〜29日の期間に横浜港の本牧ふ頭のBC1/BC2/D1/D4の各コンテナターミナル(CT)で港湾情報システム「CONPAS」の試験運用を同時実施する。
CONPASは、CTのゲート前混雑の解消やトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることでコンテナ物流の効率化と生産性向上を図るシステム。
横浜港では、2021年3月から南本牧ふ頭CTでCONPASの本格運用を開始、また、東京港でも22年8月からCONPASを活用したコンテナ搬出入予約制事業の取り組みを開始するなど利用拡大が進む。
今回の本牧ふ頭の試験運用では、神奈川県トラック協会海上コンテナ部会の加盟店社が参加し、(1)予約によるトレーラー来場時間の平準化、(2)予約情報を活用した事前荷繰りによるコンテナヤード内の荷役効率化(D4のみ)、(3)PSカードを活用した搬出入処理の効率化(BC2のみ)の3点を目的として実施される。