セイノーロジックスは11月第4週から、東京発・米Los Angeles向けの冷蔵混載サービス「ひんやり混載」を開始する。
食品(FDA対象の食品のみ)に限定した定温+5℃の冷蔵混載サービスで、保冷輸送が必要な小口貨物を、物量に応じた料金で、品質保持をした状態で輸送する。
航空便や海上FCL(フルコンテナ単位)と比べて輸送費用が低減できるほか、日本および米国の双方で保冷倉庫を利用することで、受託から貨物リリースまで一貫して保冷状態を維持することが可能としている。
CFSは松岡・東京Central DC保税(NACCS:2NWD7)で、サービス開始便は東京11月22日(金)の出港本船で、Los Angelesに12月4日(水)到着予定。配船はマンスリーの定期便から開始し、需要に応じて増便する計画。
同社は「現時点では、冷蔵品限定で配船数や取扱品目にも制限があるが、今後は冷凍品についても需要に応じてサービスを開発すべく取り組んでいく」としている。