シンガポール船社Pacific Int’l Lines(PIL)は10月15日、LNG(液化天然ガス)と低硫黄燃料の双方に対応可能な二元燃料エンジンを搭載した1万4000TEU型新造コンテナ船2隻を受領したと発表した。
今回受領したコンテナ船は、中国船舶工業集団公司(CSSC)グループの江南造船に発注していた1万4000TEU型4隻のうちの2隻で、それぞれKota Eagle、Kota Emeraldと命名された。PILにとって最大型のコンテナ船で、初のLNG燃料コンテナ船となる。
同社はLNG二元燃料船として、1万4000TEU型4隻、8200TEU型4隻、1万3000TEU型5隻の計13隻を発注しているが、今回の2隻受領によりLNG二元燃料船の発注残は11隻となった。