北九州市と北九州港航路集貨対策委員会は10月24日、都内で北九州港セミナーを開催した。
冒頭に北九州市の片山憲一副市長が北九州市の概要について説明、「新ビジョンで掲げる重点戦略のひとつである『稼げるまち』の実現に向けて港湾と空港は重要な役割を担う物流インフラだ。私たちは、この魅力をさらに磨き上げるべインフラ機能を強化して国際物流の拠点化を進めていく」と強調した。
北九州港の昨23年の取扱貨物量は9857万トンと、全国5位の取扱量となっている。また、昨23年の外航コンテナ取扱量は42万2000TEUで、フェリー貨物は、過去最高となる5040万トンを記録し、全国2位の実績を誇る。また空の拠点である24時間運用可能な北九州空港は、昨23年の国際貨物取扱量が9805トンで全国6位となっている。
続いて、佐溝圭太郎・北九州市港湾空港局長が北九州港の現況と将来像などを紹介した後、安川電機やヤマト運輸による北九州港・空港の活用について基調講演が行われた。セミナー後には参加者と北九州港側ホスト企業のビジネス交流会が開催された。
