北米東岸・ガルフ港湾の労働組合で構成される国際港湾労働者協会(ILA)と使用者団体の米国海事同盟(USMX)は10月25日、新労働協約を巡る労使交渉を11月に再開すると発表した。
10月1日に東海岸とメキシコ湾岸の港湾でストライキが実施されたが、10月3日にはILAとUSMXが労使交渉の争点のひとつとなっていた賃金に関して暫定的合意したことでストが終結。両者はマスター契約を2025年1月15日まで延長し、双方が交渉のテーブルに戻り、ターミナルの自動化などその他のすべての未解決問題を交渉するとしていた。
ILAとUSMXは「交渉のテーブルに戻り、できるだけ早く新協約を締結できるよう努力する」とコメントしている。