ターミナルオペレーター大手のDP Worldはこのほど、4万7000TEU分のコンテナを取得したと発表した。同社にとって初の自社コンテナ整備となる。
これによりDP Worldの顧客は、需要のピーク時や予期せぬ混乱が発生したときでも、コンテナを確保し、輸送することができるとしている。
また、輸送スケジュールの管理を強化することで、遅延のリスクが最小限に抑えられるほか、昨今の目まぐるしく変化する環境下においても、顧客のサプライチェーンの回復力と応答性が向上するとしている。
DP Worldは近年、船社や物流企業を買収し、経済特区開発や倉庫運営にも参画するなど、複合輸送ネットワークを拡大している。