Maerskは10月21日、2024年通期(1〜12月)決算予想を上方修正した。
EBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)を前回予想の90〜110億ドルから110〜115億ドルへ、EBIT(税引き前経常利益)を同30〜50億ドルから52〜57億ドルへ、それぞれ引き上げた。
フリーキャッシュフロー(FCF)も、最低30億ドル(前回予想:最低20億ドル)に上振れすると予想している。
またMaerskは、10月31日に発表予定としている第3四半期(7〜9月)決算についても、暫定決算として「売上高が158億ドル、EBITDAが48億ドル、EBITが33億ドルとなった」と報告している。
同社は「コンテナ市場の需要が堅調で、紅海情勢の悪化による喜望峰迂回が継続していることから、第3四半期の業績が好調だった」との見解を示した。
このほか、2024年の世界のコンテナ荷動きの成長率見通しについても、前回予想の4〜6%増から約6% に修正している。