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24年8月のアジア→欧州荷動きは単月で過去最高の163.4万TEUに
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24年8月のアジア→欧州荷動きは単月で過去最高の163.4万TEUに

 日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の24年8月のコンテナ荷動き」は、アジア発・欧州向けが前年同月比14.5%増の163.4万TEUで18ヵ月連続のプラスとなった。月間163万TEUは、19年1月の161.1万TEUを上回り単月で過去最高の荷動き量となった。また、8月までの累計は前年同期比7.7%増の1197.4万TEUとなっている。

 8月のアジア積みは、トップの中華地域積みが17.1%増、東南アジア積みが14.5%増と、ともに2桁プラスを記録したが、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みが6.5%減であった。

 海事センターは、「欧州の景気はあまり良好ではないが、中国から輸出される家具・寝具やアパレルなどの消費財が活発に動いているほか、国慶節前の駆け込みもあって荷動き好調が続いている」とした。

 一方、欧州→アジアの8月復航は0.6%減の50.2万TEUで2ヵ月連続のマイナス。アジア側の揚げ地は中華地域揚げが6.6%減と落ち込んだものの、北東アジアが10.1%増、東南アジアが2.0%増であった。

Last Updated : 2024/11/01