CMA CGMは10月29日、モロッコの港湾ターミナル運営会社Marsa Marocとジョイント・ベンチャー(JV、合弁事業)契約を締結したと発表した。
JVでは、CMAが49%、Marsa Marocが51% を出資し、同国の北部、地中海に面するNador West Med Container Terminalの750m岸壁と35ヘクタール(同ターミナル面積の半分)のヤードを25年間にわたって整備および運営する。
両社はサブコンセッションの枠組みの中で、年間コンテナ取扱量120万TEU達成を目指し、総額2億8000万ドルの投資を行う計画としている。
CMA CGMグループは、すでにモロッコのEurogate TangerおよびCasablanca(Terminal Smaport) のコンテナターミナルを運営しており、Marsa MarocとのJVにより、グローバルサプライチェーンにおけるプレゼンスを強化していく方針。