下関市と下関港湾協会は10月30日、都内で「下関港東京セミナー」を開催した。
下関市長の前田晋太郎氏(写真)は冒頭あいさつの後、下関港のプレゼンテーションを実施した。
前田市長はコンテナ船やフェリー・RoRo船などバラエティ豊かな国際定期航路が就航しているほか、即日通関・即日発想が可能なスピーディーなCIQ(税関・入出国管理・検疫)検査体制、高速道路や貨物鉄道、国内フェリーなど良好な国内アクセスなどの特徴を説明、「“海よりも速く、空よりも安く”をセールスポイントに航空空貨物に匹敵するスピードで貨物を運ぶことができる港として、特に東アジアと関西・関東地区を結ぶ重要な物流拠点となっている」とした。続いて“最新トピックス”として、「長州出島」の整備・開発・機能強化などの状況を紹介した。
前田市長のプレゼンに続き、NX総合研究所の金澤匡晃氏が「物流の2024年問題と下関港の活用」と題してプレゼンテーションを行った。セミナー終了後には参加企業による意見交換会も行われた。