日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2024年8月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比7.6%減の56.1万トンで3ヵ月連続のマイナスとなった。貿易額は4.5%増の7662億円で2ヵ月連続のプラスとなっている。
日本積みの品目別では、トップ5のうち3位の「機械類」を除いて4品目がマイナスとなった。このうち、2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が11.0%減、4位の「銅及びその製品」が19.9%減、5位の「鉄鋼」が12.3%減と2桁マイナスとなっている。
一方、8月の中国発・日本向けは2.5%減の159万トンで2ヵ月ぶりのマイナス。貿易額は4.9%減の1兆4474億円でこちらも2ヵ月ぶりのマイナスであった。
