日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2024年9月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比11%減の57.4万トンで4ヵ月連続のマイナスとなった。貿易額は10.9%減の7243億円で3ヵ月ぶりのマイナスとなっている。
日本積みの品目別では、上位10品目のうち9品目が前年同月比マイナスとなり、なかでも1位の「プラスチック及びその製品」が11.3%減、3位の「機械類」が13.3%減、4位の「銅及びその製品」が18.5%減、5位の「鉄鋼」が28.4%減と、トップ5のうちの4品目が大幅なマイナスを記録した。
一方、9月の中国発・日本向けは0.1%増の171.3万トンで2ヵ月ぶりのプラス。貿易額は4.4%減の1兆5208億円で2ヵ月連続のマイナスであった。
