MSCはこのほど、2025年2月からの同社単独による東西基幹航路について、サービス新設および一部で寄港地の追加などの改編を行うと発表した。
アジア〜北米間では、北米西岸航路で新たに“Mustang”を開設し、同航路を5ループ体制に強化する。新サービスは厦門/塩田/寧波/上海/釜山〜Seattle/Vancouver/Portland〜釜山のローテーションで運航される。
北米西岸“Pearl”および“Chinook”でベトナムのVung TauとHaiphongに追加寄港するとともに、“Orient”で釜山寄港を開始する。米国東岸航路では“Lonestar”で釜山、“America”でColomboにそれぞれ追加寄港する。
また、欧州〜アジア〜北米西岸の振り子サービス“Swan-Sentosa”では、東航で塩田寄港を追加するほか、西航の釜山寄港を横浜に変更する。これにより、北米から横浜、横浜から欧州への直航便を提供することになる。
このほかのアジア〜欧州航路では“Albatros”でLondon Gateway、“Britannia”でColombo、“Lion”および“Dragon”で南沙、JadeでVizhinjam(インド)にそれぞれ追加寄港する。 *“カッコ内はサービス名”