Kuehne+Nagel(K+N)はこのほど、ハンガリー首都Budapestに医療関連の貨物に対応したトラック輸送のクロスドック施設(写真)を開設したと発表した。欧州における医療貨物輸送用の小口トラック輸送ネットワークを強化するとしている。
新施設は、2000m2のGDP(Good Distribution Practice)準拠のクロスドック施設で、同社既存のルクセンブルクのハブを補完し、医療顧客向けトラック輸送の新しいハブとして機能する。
同拠点には2〜8℃と15〜25℃の2つの温度帯管理施設が整備されている。今後は主にハンガリー/ポーランド/チェコ/スロバキア/スロベニア/クロアチア/セルビア/ボスニア/ルーマニア/ギリシャ/ブルガリアを含む近隣諸国での集配サービスがとくに強化されるとしている。
K+Nは、欧州全域の配送用に医療用品専用の2つのクロスドックを構えることで、ルーティングを最適化するとともに顧客のリードタイムを短縮できるとした。
