米連邦海事委員会(FMC)は12月6日、Ocean Network Express(ONE)、韓国船社HMM、台湾船社Yang Ming Transoprt(YM)による新たなコンテナ船社アライアンスPremier Allianceに関する追加情報要求(RFAI)を要求した、と発表した。
ONE/HMM/YMの3社はことし10月28日、Premier Allianceによる共同運航の協定書をFMCに申請していた。協定書は通常、FMCがRFAIを要請しない限り、申請後45日で発効されるもので、Premier Allianceの発効予定は12月2日とされていた。
今回、FMCがPremier Allianceに対し、競争への影響を分析するのに十分な詳細が欠けていると判断し、さらなる情報提供を要求したもの。FMCは「RFAIへの回答が完了したと判断してから45日以内に、合意が発効する前に競争上および法律上の懸念について契約を再審査する」としている。
FMCはMaerskとHapag-LloydによるGemini Cooperationに対しても7月にRFAIを実施したが、追加情報を基に9月9日に正式にGeminiを認可している。