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CMAがベトナムの内陸水路輸送で電動バージの開発・運航へ
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CMAがベトナムの内陸水路輸送で電動バージの開発・運航へ

 CMA CGMは12月17日、ベトナムで内陸水路の輸送ソリューションとしてCO2排出ゼロの電気バージを新たに建造し、運用を開始すると発表した。画像は電動バージのイメージ。

 電動バージは同国南部のBinh Duong省からCai MepのGemalinkターミナルまでの180kmを往復運航するもので、電動バッテリーのみで運航する。これにより従来のトラックでの輸送と比較して、年間778トンのCO2を削減するとしている。

 電動バージのバッテリーは車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)とCMA CGMの新造・研究開発チームが共同設計したもので、電力はGemalinkターミナルの太陽光発電所から供給される。

 電動バージは2026年から運航を開始し、提携するスポーツ用品のNIKE社の製品を輸送する計画で、年間の輸送量は5万TEU超を想定している。

Last Updated : 2024/12/27