日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2024年10月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比3.5%減の69.7万トンで5ヵ月連続のマイナスとなった。貿易額は3.2%減の8434億円で2ヵ月連続のマイナスとなっている。
品目別では、トップの「プラスチック及びその製品」が前年同月比9.7%減、2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が6.4%減と落ち込んだが、3位の「機械類」が8.3%増、4位の「銅及びその製品」が18%増と伸びている。
一方、10月の中国発・日本向けは7.8%増の183.1万トンで2ヵ月連続のプラス。貿易額は8.2%増の1兆6191億円で3ヵ月ぶりのプラスとなった。
