MSC傘下のターミナル運営会社Terminal Investment Limited(TiL)とインドのJawaharlal Nehru港湾局(JNPA)はこのほど、同国西部に位置するマハラシュトラ州Vadhvan港コンテナターミナルの開発で合意し、覚書(MoU)を締結した。TiLは総額約2000億インドルピーを投入する計画としている。
同港の港湾開発計画は、JNPAとMaharashtra海事局(MMB)がそれぞれ74%と26%の株式を保有する特別目的会社Vadhvan Port Project (VPPL)が進めている。港湾開発の第1期工事では2029年までに年間コンテナ処理能力を2320万TEU規模にする。