釜山港湾公社(BPA)はこのほど、釜山港における昨2024年1月〜11月のコンテナ取扱量の累計実績を発表した。
これによると輸出入貨物が前年同期比1.5%増の999万5762TEU、積み替え(T/S)貨物が同8.2%増の1232万6595TEUで、合計が5.1%増の2232万2356TEUとなった。
地域別には、取扱量が最多の極東アジアが748万7474TEU(4.9%増)、2位の北米地域が437万2663TEU(15.1%増)となった。また、3位の日本は3%減の254万8279TEUであった。
日本発着貨物の内訳は、輸入(日本→釜山):61万6000TEU(4.5%増)、輸出(釜山→日本):37万8000TEU(9%減)、輸入T/S:71万9000TEU(10%減)、輸出T/S:83万5000TEU(1.5%増)となっている。
またBPAは、24年11月までの取扱量の発表に併せて、昨24年の年計取扱量が前年(23年)の2315万TEUを上回り、過去最高の2430万TEUに達する見込みとした。取扱量増加の要因は、T/S貨物の拡大が全体の荷動き増に寄与したとしている。