日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2024年11月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比0.2%減の67.1万トンで、ほぼ横ばいながらも6ヵ月連続のマイナスとなった。貿易額は0.3%増の8437億円で3ヵ月ぶりのプラスであった。
また24年11月までの累計荷動き量は前年同期比1.7%減の687.4万トンとなっている。
日本積みの品目別では、1位の「プラスチック及びその製品」が0.1%減と横ばいであったが、2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が11.9%減と大きく落ち込んだ。そのほか、4位の「銅及びその製品」が9.1%増、9位の「ゴム及びその製品」が22.1%増と伸びている。
一方、11月の中国発・日本向けは0.2%増の182.7万トンで3ヵ月連続のプラス。貿易額は0.2%増の1兆6091億円で2ヵ月連続のプラスとなっている。品目別では、1位の「機械類」が4.5%減、2位の「野菜、穀物、果実、採油用種子、茶など」が0.9%増、3位の「調整食料品、飲料、アルコール、食酢など」が4.4%増であった。
