日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の24年11月のコンテナ荷動き」は、アジア発・欧州向けが前年同月比13.3%増の143.5万TEUで2ヵ月連続のプラスとなった。
11月までの累計は8.3%増の1633.1万TEUとなっており、24年の年間荷動き量が21年の1707万TEUを上回り、過去最高となると予測される。
11月のアジア積みは、トップの中華地域積みが15.4%増、東南アジア積みが16.2%増と2桁プラスを記録したが、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みが5.3%のマイナスとなった。
一方、欧州→アジアの11月復航は12.6%減の48.8万TEUで3ヵ月連続のマイナス、11月までの累計が2.9%減の572.8万TEUとなっている。
11月のアジア側の揚げ地は、中華地域揚げが22.4%減と大幅なマイナスとなったほか、東南アジアが6.2%減、北東アジアが4.3%増であった。
