日本郵船(NYK)、商船三井(MOL)、川崎汽船(KL)の邦船3社はこのほど、2025年3月期第3四半期の連結決算(24年4〜12月)を発表した。
経常利益は、NYKが前年同期比117.9%増の4364億円、MOLが90.0%増の3748億円、KLが193.2%増の2888億円で、3社とも大幅に増加した。
純利益についてもNYKが前年同期比157.5%増の3954億円、MOLが80.8%増の3681億円、KLが283.9%増の2847億円となった。コンテナ船の運賃と取扱量が想定を上回ったことに加えて、円安も寄与した。
2025年3月期の業績予想は、経常利益をNYKが4800億円(前回予想:4100億円)、MOLが4100億円(同:3650億円)、KLが3000億円(同:2400億円)とそれぞれ上方修正している。
3社の2024年4〜12月期実績(上段)、と2025年3月期の連結業績予想(下段)は以下のとおり。カッコ内は対前期増減率。
