豊田通商は2月3日、インドネシア西ジャワ州スバン県に位置するPatimban港において、現在建設が進められているコンテナターミナル(CT)の運営を行うPT. Patimban Global Gateway Terminal(以下:PGT)へ資本参加したと発表した。
PGTの出資比率は、MSCグループのAfrica Global Logisticsが45%、豊田通商が34%、インドネシアの大手海運会社SamuderaグループのSamudera Pelabuhan Indonesiaが21%で、豊田通商は2社とともにPGTを通じて、CT運営事業を行う。
PGTは、2026年中にCTの運営を開始、取扱能力を段階的に高め、最終的に年間コンテナ取扱量を約375万TEUまで拡張していく計画。Patimban港の開発は、インドネシアでの円借款事業として日本政府が継続して支援している案件のひとつ。豊田通商は、自動車ターミナルに続き、CT運営に参画することで、経済成長著しいインドネシアのさらなる物流の強化に寄与していく。