住友倉庫はこのほど、子会社の住友倉庫九州が箱崎埠頭営業所内に新倉庫を開設し、稼働開始したと発表した。
九州地区は、活発な生産拠点への設備投資や「物流の2024年問題」を背景とした在庫の分散化需要の高まりなどを受け、今後も旺盛な物流需要が見込まれている。住友倉庫は、そうした需要を取り込むため、同社の事業基盤である倉庫投資を進めている。
新倉庫(写真)は、博多港の国際海上コンテナ貨物の約9割を取り扱う香椎パークポート・アイランドシティ、JR貨物の福岡貨物ターミナル駅に至近であるほか、九州自動車道や福岡空港へのアクセスにも優れており、多様な物流ニーズに対応する。
また、物流総合効率化法に定める「総合効率化計画」の認定を取得し、物流フローの効率化、それに伴う温室効果ガス排出量の低減を図っていくとしている。
▪️箱崎埠頭営業所400号倉庫
住所:〒812-0051福岡市東区箱崎ふ頭1-8-6
敷地面積:1万1834m2 延床面積:1万2206m2
