郵船ロジスティクスは2月10日、ドイツ法人Yusen Logistics(Deutschland)GmbH(YLDE)が独西部のBottropにロジスティクスセンターを新設し、2月3日から稼働開始したと発表した。
新施設は、敷地面積が約10万m2で、広大な敷地内に合計約5万7000m2の2つの倉庫を新設、工業都市Duisburgから約20kmに位置し、主に耐久消費財を取り扱う。
庫内には最大5万パレットの保管が可能なほか、88ヵ所のトラックドックを備え、最適化された倉庫管理システムによって効率的な保管を行っていく。
また、施設内は建設時に環境負荷が少ない資材を利用し、ソーラーパネルの設置や電動フォークリフトの導入によって年間約7000トンの温室効果ガスの排出削減を見込んでいる。このほか、敷地内の緑化を推進することで公園のように地域に開かれた施設として、また持続可能で先進的なロジスティクス拠点として多様化する顧客ニーズに対応していくとしている。