台湾船社Evergreenはこのほど、韓国と中国の造船所に2万4000TEU型LNG(液化天然ガス)二元燃料コンテナ船11隻を発注した。
韓国のHanwa Ocean Shipyard(旧大宇造船海洋)に6隻、中国船舶集団(CSSC)傘下の広州広船国際に5隻をぞれぞれ発注したもの。11隻の発注総額は30億ドル超となる。
Evergreenは23年、メタノール二元燃料の1万6000TEU型コンテナ船を、日本シップヤードに8隻、サムスン重工業に16隻の計24隻(総額最大50億ドル超)を発注、昨年にはCSSC傘下の中船黄埔文沖船舶に、メタノール二元燃料の2400TEU型船6隻を発注しているが、今回の11隻はこれまで整備を進めていたメタノール燃料船ではなく、LNG燃料船を採用した。