日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の2024年12月のコンテナ荷動き」は、アジア発・欧州向けが前年同月比13.7%増の171.1万TEUで3ヵ月連続でプラスとなった。これにより24年の通年荷動き量は前年比8.8%増の1804.5万TEUとなり、21年の1707万TEUを上回り過去最高を更新した。
24年の年計では、アジア積みトップの中華地域積みが前年比11.9%増の1398万TEU、東南アジア積みが6.5%増の239万TEU、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みが9%減の166万TEUとなった。
一方、欧州→アジアの12月復航は10.2%減の50.7万TEUで4ヵ月連続のマイナス。24年の通年荷動きは前年比3.5%減の623.8万TEUとなっている。24年のアジア揚げの年計は、中華地域が前年比8%減の294万TEU、東南アジアが1.3%減の187万TEU、北東アジアが3.8%増の142万TEUであった。
