センコーグループホールディングスは、インドで通関業務や国内輸送を行うPDS Internationalの株式51%を取得し、4月16日付けでグループ化した。
センコーグループは、2022年にインド現地法人を設立してフォワーディング事業の拡大に取り組んできた。今回の株式取得に関して、「インド国内で通関事業や国内輸送に強みを持ち、日系企業をはじめとする多国籍企業から信頼が厚いPDSがセンコーグループに加わることにより、インドにおける事業基盤の確立と顧客拡大を進めていく」とした。
PDSは、1998年にインドに本社を構え、現在はインドと米国に計19ヵ所の事業所を設け、通関業、国内輸送事業、航空・海上フォワーディング事業、海外代理店事業、倉庫事業を展開している。
PDSは、センコーグループのノウハウと営業力を生かし、フォワーディング事業のさらなる拡大を図っていく。さらに今後は、両社で協業を進めていくことで、インド国内でのモーダルシフトや冷凍冷蔵物流など新事業の実現に取り組んでいくとしている。