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NXマレーシアがPenangに新倉庫
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NXマレーシアがPenangに新倉庫

 Nippon Expressホールディングスは、グループのNXマレーシアが同国ペナン州に建設中だったロジスティクスセンターが竣工し、5月末に竣工式を行ったと、このほど発表した。

 新倉庫バトゥ・カワンロジスティクスセンターは、倉庫面積が9204m2、天井高が12mで、高床バースやローディングドック、電動ドックレベラーを備えるなど、効率的な荷役作業が可能となっている。

 また、新倉庫が位置するペナン州は、マレーシアではKuala Lumpur首都圏に次ぐ経済規模があり、「東洋のシリコンバレー」と呼ばれるように半導体の一大拠点となっている。これに加えてペナン州政府は、医療機器メーカーの誘致も積極的に行っており、旺盛な国内消費や輸出入によって半導体関連、医療機器関連を中心に物流需要が増加している。

 NXマレーシアは、「こうした拡大する物流需要に対応するため、ペナン州のBatu Kawan工業団地の近くに新拠点を開設した」としている。

 Batu Kawan工業団地は、2011年に入居が開始された比較的新しい工業団地で、総面積2860ヘクタールの敷地に半導体、医療機器、電機・電子産業などの日系企業を含む外資企業が約120社入居している。

 同工業団地は、Penang空港から約25km、首都Kuala Lumpurから約300kmに位置し、マレー半島を南北に繋ぐ高速道路にも近く、物流に至便な立地にある。また、施設内は24時間の有人警備やCCTVを完備しているほか、リパッキングやキッティング、ラベリングなどの付帯作業にも対応可能としている。

Last Updated : 2025/06/13