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LA/LB港;5月の貨物取扱量が大幅減
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LA/LB港;5月の貨物取扱量が大幅減

 Los Angeles (LA)/Long Beach (LB)両港の貨物取扱量が関税の影響で減少している。

 LA港では5月の貨物取扱量が前年同月比5%減の71.6万TEU、前月比(4月)では14.9%もの減少幅となった。輸入(35.5万TEU)は4月比(43.9万TEU)で18.9%減となった。

 一方LB港でも、5月の貨物取扱量が63.9万TEUと前年同月比8.2%の減少、前月比(4月)も26.3%減と大幅なマイナスとなっている。輸入コンテナ取扱量(29.9万TEU)も、 4月比(41.9万TEU)で28.7%減少した。

 LA港のGene Serokaエグゼクティブディレクターは「長期的かつ包括的な貿易協定が早期に締結されない限り、年末商戦期には価格が上昇し、品ぞろえが減少する可能性がある。急速に変化する関税政策によって生じる不確実性は、消費者、企業、労働者に苦境をもたらしている」とコメントした。

 一方LB港のMario Cordero・CEOは「ピークシーズンに間に合うように、輸入貨物は6月末から7月にかけて回復すると、慎重ながらも楽観視している」としている。

Last Updated : 2025/06/20