Nippon Expressホールディングス(NXHD)は、グループ会社のNXタイロジスティクス(NXタイロジ)が、7月1日にタイ東部ラヨーン県のEastern Seaboard工業団地内に新倉庫イースタン・シーボード ロジスティクスセンターを開設したと、このほど発表した。
ラヨーン県は、タイ政府が推進する東部経済回廊の中核を成す戦略的地域であり、Laem Chabang港にも近接している。同地域は、世界各国からモビリティやテクノロジー産業の進出が活発化しており、今後新たなサプライチェーン構築も見込まれることから、物流需要が急速に高まっている。
新倉庫が設立されたEastern Seaboard工業団地は、日系企業をはじめとする500社以上の外資系製造業が集積するラヨーン県最大の産業拠点で、周辺にも多くの工業団地が開発されていることから、同県のサプライチェーンの中心的な役割を担っている。
NXHDは、「新センターは、モビリティやテクノロジーなど多様な産業の顧客に最適な物流オペレーションを提供するとともに、立地の優位性を生かして、JIT(ジャスト・イン・タイム)物流やVMI(ベンダー・マネージド・インベントリー)といった高度な物流ニーズにも対応する」としている。
▪️イースタン・シーボード ロジスティクスセンター
住所:320/12 Moo 4, Pluak Daeng Sub-district, Pluak Daeng District, Rayong Province 21140
倉庫面積:4500m2
設備:高床ホーム、ドックレベラー6基