MSCはアジア〜北米西岸航路Pearlサービスを当面の間運休すると、このほど発表した。
太平洋航路では需要低迷と船腹の供給過剰が重なったことから運賃が急落しており、今回の措置は同航路の現状に対応したもの。
Pearlの運休に伴い、北米西岸航路OrientとSentosaの2ループのスケジュールを調整する。
OrientはベトナムHaiphongに追加寄港する。Orient改編後の寄港ローテーションは、Haiphong〜寧波/上海/釜山〜Long Beach/Oaklandとなる。
一方のSentosaは、新たに厦門寄港(東航)を追加する。改編後はPort Kelang/Singapore〜Laem Chabang/Vung Tau〜塩田/厦門〜Long Beach/Oaklandのローテーションで運航される。