Ocean Network Express Japan(ONEジャパン)はこのほど、顧客荷主に対して輸入コンテナの早期搬出を要請した。
外地諸港の慢性的な港湾混雑に加え、台風シーズンとなり、各種航路の本船スケジュールに遅延が生じやすく、それに伴い日本のコンテナターミナルにおいても港湾混雑やターミナル内の蔵置スペース逼迫が生じやすい状況が続いている。
ONEジャパンは「8月に迎えるお盆の時期は例年、コンテナ搬出量が平時よりも少なくなり、ターミナル内のコンテナ本数の大幅な増加・滞留が予想される。ターミナルの蔵置キャパシティを超えることで、本船が着岸できない、荷役が進まない、外来ゲートの対応ができないといった恐れがある」とし、ターミナル機能不全事態を回避するためにも、輸入フリータイムに関わらず、お盆前から荷揚げ後の輸入コンテナを早期搬出するよう協力を求めた。