国土交通省港湾局はこのほど、阪神港(神戸港、大阪港)における港湾情報システムCONPASについて、陸運事業者による輸出コンテナ(実入り搬入)の予約機能を追加すると発表した。
阪神港でのCONPASにおける海コン事業者起点の予約については、従来から取り扱い可能であった実入搬出(輸入)コンテナに加え、7月14日から新たに実入搬入(輸出)コンテナについても可能となった。
これまで同港では、輸出コンテナの搬出予約をCONPASで行う場合、必ず海貨事業者を起点として海コン事業者に作業を依頼する必要があったが、今回は従来の予約方法に加えて海コン事業者を起点とした予約も可能になった。
海コン事業者を起点としたCONPAS予約の場合、従来の入力必須項目(Booking番号、本数、対象ターミナル)に加え、海貨事業者・コンテナ番号を入力する必要がある。
国交省では、搬入情報を入力することで、搬入票情報を事前照合することが可能となり、ゲートでのトラブルを未然に防ぐことができるとしている。