Maerskはこのほど、ペルー北西部ランバイケ州Olmosに新たなコールドチェーン施設(写真)を開設したと発表した。
新施設が位置するOlmosは、ペルーで有数の農業地帯。新施設は面積1万7500m2で、アボカド、ブルーベリー、マンゴーの3品目を中心に、畑での集荷、加工・包装、冷蔵保管、港への最終出荷など、主要品目の輸送経路全体を管理できるように設計されている。アボカドとマンゴーの加工能力は1時間当たり最大38トン、ブルーベリーは4.5トン。温度管理・冷蔵室には合計4600以上の果実用瓶を備えるほか、完成品保管用の冷蔵室2室に2088パレット分の保管スペースを確保する。
同施設はMaerskのグローバルなエンドツーエンドのサプライチェーンネットワークにシームレスに接続するほか、コンテナデポ運営、内陸冷蔵輸送、原産地での通関手続きといった付加価値サービスも提供する。
