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25年5月のアジア→欧州荷動きは16%増で3ヵ月連続プラス
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25年5月のアジア→欧州荷動きは16%増で3ヵ月連続プラス

 日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の2025年5月のコンテナ荷動き」は、アジア発・欧州向けが前年同月比16%増の181万TEUで3ヵ月連続でプラスとなった。5月までの累計は前年同期比10.5%増の794.6万TEUとなっている。

 アジア積みの荷動きは、全体で8割のシェアを持つ中華地域積みが前年同月比15.7%増となったほか、東南アジア積みが21.8%増、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みが11.6%増と、すべての積み地が2桁プラスを記録した。

 一方、欧州積み・アジア揚げは、10.3%減の48.6万TEUで9ヵ月連続のマイナス。5月までの累計は前年同期比7.1%減の248.8万TEUとなっている。

 アジアの揚げ地は、中華地域が11%減、東南アジアが15.1%減、北東アジアが2.9%減と、すべての揚げ地がマイナスとなった。

Last Updated : 2025/07/25